六甲道店をご利用いただいたお客様の感想です。
大学高校3年生の6月から
12月末までの6ヶ月ご利用いただきました。
大学受験を控えた高校3年生の多くは、
ゴールデンウィーク明けから
ご利用が増えてきます。
こちらのご利用者様は6月にはご利用を開始され、
早い段階から机に向かう習慣をつけることが
できた方だと記憶しています。
こうして早くから、習慣を手に入れられた方が
結果を出す傾向が非常に強いと
有料自習室を6年経営していて強く感じます。
時間があれば見学者の方に説明するのですが、
多くの高校生が想像しているよりも
受験の競争相手は多くないと言うことです。
だいたい似たような学力の方と
志望校が重なり競争するのです。
そうなると、どれだけ机に向かったか
その時間の積み上げだけが、
学力の差を生むのだと思います。
もしそれが事実ならば、
1ヵ月でも1日でも早く勉強を始められた方が
結果に早く到達することは
容易に想像がつくと思います。
残念ながら、有料自修室に通い始めて
すぐに5時間ぶっ続けで勉強できると
いう方は極めて稀です。
多くの方は、1時間ですら
机に向かって座っていることが
できないのが事実です。
しかし、毎日1時間座っていることが
できるようになれば、次は2時間3時間と
伸ばしていく事は簡単になるのです。
大学受験をする18歳19歳は、
非常に多感な時期だと思います。
私もかつて経験をしたことがあるので、
理解できます。だからこそ、
その時期に勉強以外のやりたいことを我慢して、
机に向かった時間が尊いのだと思います。
東京大学に受かる方も、
国立大学医学部に受かる方も、
第一志望に受かる方も、
みんな同じ18歳でやりたいことが
たくさんあるのです。
そのなかで、やりたいことを我慢して
勉強に向かう1時間の積み重ねで
合格に近づくのです。
冷たいようですが、多くの大人が
こんなふうに直接的な言葉では
教えてくれない事実だと思います。
「知っていて当然だ」と
思われる事だからなのでしょう。
かつて私は妥協して大学を選びました。
翌年の4月、同級生と話をした時に、
1年浪人して同じ大学に受かった友人と会いました。
友人は、「1年間は勉強しかしなかったし、
それだけやり切ってきた」
と自信を持って語っていました。
妥協して大学を選んだ私には、
18歳の時点で同級生に胸を張って
これだけをやってきたと言い切れる
裏付けされた事実があるものを
持っていませんでした。
非常に眩しく感じたのを覚えています。
それが、当時の私にとっては
非常に悔しいものだと感じました。
皆さんがそのような経験を
しなければいいなと思います。
できれば、自習室を利用いただいた方には
来春には自信を持って「やり切った」と
言える結果を持って大学に
通っていただけれればと思います。
合格おめでとうございます。
また、資格試験など機会があれば
ご利用ください。